アニソンライブ スーパー3 2019~思い出せ!あの輝き(とき)を!~
2019.05.26
アニソンの帝王こと水木一郎アニキと女王・堀江美都子さん、そして、大王・ささきいさおさんが揃った「アニソンライブ スーパー3」は、まさにスーパーなライブでした。
会場は上田市交流文化芸術センター サントミューゼ。「サントミューゼのライブ、ちゃんと見よ~ぜ」と、微妙に韻を踏んで、のっけから飛ばすアニキ。いさおさんとのダジャレ合戦も弾み、終始笑いが止まりません。最年少でありながらアニソンデビューが最も早い堀江さんが、ふたりの自由な掛け合いにツッコミを入れつつ進行します。この役は堀江さんのほかには考えられません。
アニキの「マジンガーZ」や堀江さんの「キャンディ・キャンディ」、いさおさんの「宇宙戦艦ヤマト」「銀河鉄道999」といった国民的大ヒット曲の数々に、ファンのみなさんの感嘆詞がどよめきのように場内を埋め尽くします。
デュエットコーナーでは、打ち合わせもしていないのに、示し合わせたかのように赤い衣装をまとったお三方。さすが、アニソン黎明期から苦労を分かち合った3人だけあって通じるものがあるのかもしれません。当時のイベントでのハプニングなど、懐かしい思い出話に花を咲かせました。ここでは、「CROSS FIGHT!」「進め!ゴレンジャー」といった鉄板曲から「アニソンアカデミー校歌」のようなレア曲まで披露。
ラストはそれぞれの持ち歌をつないだスペシャルメドレー。まずは3人によるドカベンの第3期主題歌「青春フィーバー(コンバット・マーチ)」からスタート。コロムビア・オールスターズ名義の曲で、3人ともレコーディング以来歌うのはほぼ初めてだという、これまたレアな1曲。かと思えば、そこから先は誰もが知っているメジャー曲揃い。「とべ!グレンダイザー」「ボルテスVの歌」「がんばれロボコン」など次々飛び出し、会場を大いに沸かせました。
アンコールではアニメ・特撮の名フレーズが織り交ぜられた「懐かしくってヒーロー」を3人で披露。これまでもいろいろな方と一緒に歌っていますが、このメンツで合わせるのは初めて。子どもや女性のパートは堀江さんにお任せ。さらに、「進め!ゴレンジャー」「宇宙戦艦ヤマト」「行け行け飛馬」など持ち歌はもちろん、「ガッチャマンのうた」「ウルトラマンのうた」といった関わりのある歌のパートをいさおさんご本人に歌ってもらうという豪華なコラボとなりました。
お決まりの「愛してるゼーット!」をキメて3人がステージを後にすると、どこからともなく「ありがとう!」というお客さまの声が会場に響き渡りました。
お越しいただいたみなさま、ありがとうございました。