水木一郎バースデーライブ2018~デビュー50周年スタートだゼーット!~【マジンガーSP】
2018.01.07
「水木一郎バースデーライブ2018~デビュー50周年スタートだゼーット!~」の2日めは、マジンガーZシリーズの歌オンリーの「マジンガーSP」。前日の「アニキSP」と同様、会場のみなさまにアニキからの感謝の気持ち「アニキ飴」をお配りしました。いつの時代、どんなジャンルで切ってもアニキがいる、ということからヒントを得た「アニキ飴」ですが、これだけさまざまな歌を歌う機会を与えられたのも、これだけ長く歌い続けることができたのも、マジンガーZとの出会いがあればこそ。そして45年経った今ふたたび、「劇場版 マジンガーZ /INIFINITY」のオープニングテーマを歌わせていただく喜び。そんな思いをのせて2時間半、マジンガーZ、グレートマジンガー、マジンカイザーの主題歌や挿入歌をノンストップでたっぷりと歌い切りました。
アメリカンポップス調の「戦う兜甲児」や、しっとりと歌いあげるバラードの「わが友マジンガーZ」、ロックテイストの「マジンカイザーのテーマ」など、取り入れた音楽的要素も曲調もさまざま。バラエティ豊かなマジンガーソングの懐の深さを感じさせます。
中盤では「劇場版 マジンガーZ / INFINITY」のプロデューサーである金丸裕さん(東映アニメーション)と永井一巨さん(ダイナミック企画)が花束を持って駆けつけ、「劇場版ではどうしても水木さんに歌ってほしかった」と熱く語ってくださいました。戦闘シーンでは、ありとあらゆる必殺技が繰り広げられる中、お馴染みのあの曲が壮大に鳴り響く、といった印象的なシーンについても語られました。
この日、歌のサプライズゲストは堀江美都子さん。バースデーライブには毎年のようにお祝いに駆けつけてくれますが、この日は50周年を兼ねていることもあってか、いつにも増してキレッキレの伸びのある歌声を披露してくれました。
本編のラストは、当初、主題歌を想定して作られた「Zのテーマ」。主題歌の座は譲ったものの、戦闘シーンになくてはならない歌となり、また、マジンガーZの本質を問う深い歌詞が心に刻まれるこの歌を、心を込めて力強く歌ったアニキ。アンコールはお待ちかねの「マジンガーZ / INIFINITY バージョン」。アニキ自身のライブでは、この日初めてフルサイズ披露させていただきました。ここで、客席からライブを見守っていた作曲の渡辺宙明先生をステージにお呼びしたアニキ。「いいライブでした。作曲家としてこんなに嬉しいことはない」と惜しみない称賛をくださった先生。満面の笑みが印象的でした。
最後は会場のみなさまも一緒に、めでたい「三本締めZ」。そしてアニキの「愛してるゼーット!」で幕を閉じました。
2日にわたって開催した「水木一郎バースデーライブ2018」。愛すべき歌の数々、愛すべき仲間や関係者の方々、愛すべきたくさんのファンのみなさまに囲まれて、幸せな誕生日を迎え、そしてステキな50周年のスタートを切ることができました。
お越しいただいたみなさま、温かく見守ってくださったみなさま、ありがとうございました。